お酒を飲むと筋肉が分解されるのはなぜ？

皆さんこんにちは！

山梨にある会員様7割女性のパーソナルジム、BEYOND甲府国母店です。

お酒を飲むと筋肉が分解されるのはなぜ？

トレーニングを頑張っている人にとって、筋肉の成長を妨げる要因はできるだけ避けたいもの。その中でも「お酒は筋肉を分解する」と言われることがあります。では、なぜお酒を飲むと筋肉が分解されてしまうのでしょうか？そのメカニズムについて詳しく解説していきます。

1. アルコールが筋肉に与える影響

アルコールは、体内に入るとすぐに肝臓で分解されますが、その過程でさまざまなホルモンや代謝活動に影響を与えます。具体的には、以下のような影響があります。

(1) タンパク質合成の抑制

筋肉の成長には「タンパク質の合成」が不可欠です。しかし、アルコールを摂取すると、タンパク質の合成が大幅に低下することが研究によって明らかになっています。これは、アルコールが筋肉の修復や成長に必要なmTOR（哺乳類ラパマイシン標的タンパク質）の働きを抑制するためです。その結果、筋トレを頑張っても、筋肉が効率的に回復・成長できなくなります。

(2) テストステロンの減少

テストステロンは筋肉の成長に重要なホルモンですが、アルコールはこのホルモンの分泌を抑えてしまいます。特に大量のアルコールを摂取すると、テストステロンの生成が低下し、筋肉の分解が進みやすくなります。また、アルコールがエストロゲン（女性ホルモン）の増加を引き起こすこともあり、筋肉の発達に悪影響を及ぼします。

(3) コルチゾールの増加

アルコールを摂取すると、「ストレスホルモン」とも呼ばれるコルチゾールの分泌が増加します。コルチゾールは筋肉の分解を促進する作用があり、筋肉量の減少につながります。特に、飲酒後に睡眠が浅くなると、コルチゾールの分泌がさらに増加し、筋肉の分解が加速する可能性があります。

2. アルコールと睡眠の関係

筋肉の成長には、質の高い睡眠が欠かせません。しかし、アルコールは睡眠の質を著しく低下させることが知られています。飲酒後は寝つきがよくなることもありますが、深い眠り（ノンレム睡眠）が減少し、成長ホルモンの分泌が低下します。成長ホルモンは筋肉の修復や回復に重要な役割を果たすため、飲酒によってこのホルモンの分泌が減ると、筋肉の成長が妨げられます。

3. アルコールと栄養吸収の関係

アルコールは、筋肉の合成に必要な栄養素の吸収にも悪影響を及ぼします。例えば、ビタミンB群や亜鉛、マグネシウムなどは筋肉の回復に重要ですが、アルコールの摂取によってこれらの栄養素の吸収率が低下します。また、アルコールは利尿作用が強いため、水分や電解質のバランスも崩れやすくなります。脱水状態になると、筋肉の機能が低下し、筋トレのパフォーマンスも落ちてしまいます。

4. どれくらいの量なら筋肉に影響が少ないのか？

それでは、「全くお酒を飲んではいけないのか？」というと、必ずしもそうではありません。適量の飲酒であれば、筋肉への影響を最小限に抑えることができます。

一般的に、1日にアルコール20g（ビール中瓶1本、ワイン1杯程度）までであれば、筋肉への影響は限定的だとされています。また、飲酒のタイミングも重要で、トレーニング後すぐに飲むのではなく、数時間あけることで影響を抑えられます。

まとめ

お酒は、タンパク質合成の抑制、テストステロンの減少、コルチゾールの増加、睡眠の質の低下、栄養吸収の阻害など、筋肉にとって悪影響を及ぼす要因が多いことがわかりました。しかし、適量を守れば筋肉への影響を最小限に抑えることも可能です。トレーニングの成果を最大化したいのであれば、飲酒量をコントロールしながら、バランスの良いライフスタイルを心がけましょう。

今回もご覧いただきありがとうございました！

---

お問い合わせはこちらまで⏬

BEYOND甲府国母店公式HP

ビヨンドジム甲府国母店は甲府駅駅から車でおよそ10分。甲府昭和インターから5分の場所にございます。

エリア最大級の完全マンツーマン制のパーソナルジムで、白を基調としたオシャレな店内はお客様のモチベーションを最大限に引き出します。

無料の駐車場が約10台分ございますのでお車で来店しやすいジムです。

体験トレーニング60min ¥11,000（税込）→今なら無料　分割払い可能、月々¥4,000台~

無料駐車場あり・個室完備

所在地：〒400-0043 山梨県甲府市国母7-9-40 清水ビル2F

時間： 10:00~22:00（年中無休）

TEL：055-236-8501　　　

LINE：こちらをタップで友達登録！！

体験トレーニング・無料カウンセリングはお気軽にどうぞ！